4. 武器の作成


ワインダーとよばれる発射方向がカーブするような武器を追加します。

前回までのチュートリアル

Weaponオブジェクトの複製

まずは、HierarchyからEnemy3の子であるWeaponオブジェクト複製します。

  • Hierarchyウィンドウの「Enemy3/Weapon」を右クリック。
  • メニューから「Duplicate」を選択。
  • 「Weapon2」にリネーム。
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Weapon2のArborFSMをArbor Editorで開いておきます。

LookAt2DObjectWithTagの削除

プレイヤー狙いをやめるため、RotationステートからLookAt2DObjectWithTagを削除します。

  • RotationステートのLookAt2DObjectWithTagの設定アイコンをクリック。
  • メニューから「削除」を選択。
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TweenRotationの追加

向きを徐々に変更させるため、TweenRotationを追加します。

  • Rotationステートの設定アイコンをクリック。
  • メニューから「挙動追加」を選択。
  • 挙動選択ウィンドウから「Tween > TweenRotation」を選択。
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TweenRotationの設定

Weaponの角度を150度と210度の間を行き来するよう設定します。

  • RotationステートのTweenRotationを以下のように変更。
Type PingPong
Duration 2
Curve EaseIn & EaseOutのプリセットを選択
From 0, 0, 150
To 0, 0, 210

発射間隔を短くする

ShotステートにあるTimeTransitionを変更して発射間隔を短くします。

  • ShotステートのTimeTransitionを以下のように変更。
Seconds 0.05

発射方向を調整する

このままでは同時に発射される2つの弾の隙間が狭いため、発射方向を調整して隙間を広げます。

ShotPosition1

  • Hierarchyウィンドウで「Enemy3/Weapon2/ShotPosition1」を選択。
  • InspectorウィンドウでTransformを以下のように変更。
Rotation 0, 0, 15

ShotPosition2

  • Hierarchyウィンドウで「Enemy3/Weapon2/ShotPosition2」を選択。
  • InspectorウィンドウでTransformを以下のように変更。
Rotation 0, 0, -15

使用する武器を変更する

Enemy3が使用する武器を変更するため、Enemy3のArborFSMを編集します。

  • Hierarchyウィンドウから「Enemy3」を選択。
  • Inspectorウィンドウで一つ目のArborFSM(NameがEnemyFSM)の「Open Editor」ボタンをクリック。
  • Arbor EditorウィンドウでShotステートのSendTriggerを以下のように変更。
Target Weapon2オブジェクト

動作確認

プレイボタン」を押して動作確認してみましょう。

敵弾発射が変更されているのが確認できます。

次のステップ

5. 行動パターンの追加