Arbor 3.6.0 リリース


アセットストア

更新内容

追加

Arbor Editor

  • ツールバーの「表示」メニューに「データスロット > ノード内に表示」を追加。
  • ParameterをParameterReferenceへドラッグ&ドロップ追加。
  • ParameterをFlexibleFieldへドラッグ&ドロップ追加。
  • GameObjectをFlexibleGameObjectへドラッグ&ドロップ追加。
  • ComponentをFlexibleComponentなどへドラッグ&ドロップ追加。
  • FlexibleGameObjectやFlexibleComponentなどのシーン内オブジェクトの参照タイプにHierarchyを追加。
    • Self : 自グラフを所有しているGameObjectを参照
    • RootGraph : グラフの階層化をしている場合に、ルートグラフを所有しているGameObjectを参照。

組み込みStateBehaviour

  • TransformMoveOnWaypoint追加。
  • RigidbodyMoveOnWaypoint追加。
  • Rigidbody2DMoveOnWaypoint追加。
  • InvokeMethodにOnStateUpdateとOnStateLateUpdateによるメソッド呼び出しを追加。
  • InvokeMethodで呼び出したいイベントのみ設定するように、イベントの追加ボタンと削除ボタンを追加。
  • Agent関連スクリプトに移動先座標の更新タイプを追加。
    • Time : 時間指定で更新
    • Done : 完了したら更新
    • StartOnly : 開始時のみ更新
    • Always : 常に更新
  • Agent関連スクリプトのTime更新の際に使用する時間タイプを設定できるように追加。

組み込みActionBehaviour

  • AnimatorCrossFade追加。
  • AgentPatrolに移動先変更インターバルを設定する項目追加。

スクリプト

  • OutputSlotComponent<T>クラス追加。

変更

Arbor Editor

  • パラメータやシーンオブジェクトのドラッグ中にグラフ内を自動スクロールするように変更。

組み込みStateBehaviour

  • Agent関連スクリプトのInterval指定方法をFlexibleFloatに変更。

スクリプト

  • FlexibleGameObjectやFlexibleComponentなどのシーン内オブジェクトを参照するクラスをFlexibleSceneObjectBaseから派生するように変更。
    • 参照タイプの型がFlexibleTypeからFlexibleSceneObjectTypeに変更。
  • DataFlow関連スクリプトをDataFlowフォルダに移動。
  • DataSlot関連クラスのソースファイル整理。

修正

Arbor Editor

  • [Unity2018.3以降]グラフビューがクリッピングされずスクロールバーに表示が被ってしまうのを修正。
  • [Unity2019.2beta]グラフビュー内にマウスイベントが反応しない箇所があったのを暫定修正。

組み込みStateBehaviour

  • TweenBlendShapeWeightにMeshが設定されていないSkinnedMeshRendererを指定した場合に例外が発生するのを修正。

その他

  • Arbor.BuiltInBehaviours.asmdefの誤植を修正。

更新手順

Arborをアップデートする際は以下の手順に従ってください。

  1. 更新前に必ずプロジェクトのバックアップを取ってください。
  2. 既存のシーンを開いている場合は、メニューの「File / New Scene」からシーンを新規作成しておきます。
  3. Arbor Editorウィンドウを開いている場合は一旦閉じておきます。
  4. 既にインポートされているArborフォルダを削除。
  5. Arborの新バージョンをインポート。

アップデートガイド

Arbor 3.5.x以前から3.6.0以降へアップデートする際に、コンパイルエラーが発生する場合があります。

以下の項を確認の上、修正してください。

FlexibleGameObject、FlexibleComponentの参照タイプの型変更

FlexibleType型を使用していたところを、FlexibleSceneObjectTypeへ変更しました。

以下のようなコードを自作スクリプトで書いているかを確認し、修正してください。

//flexible.type == FlexibleType.Constant          // エラー
flexible.type == FlexibleSceneObjectType.Constant // このように修正

Arbor.BuiltInBehaviours.asmdefのアセンブリ名修正

アセンブリ名に誤植があったのを修正しました。

Arbor.BuiltInBehavioursのasmdefを参照する自作asmdefを定義している場合は、名前をArbor.BuiltInBehavioursに修正してください。
Unity 2019.1以降でUse GUIDsを有効にしている場合は名前での参照ではないため、この修正の必要はありません。

また、この修正に伴って更新直後に1度だけ以前のasmdefが見つからないエラーが表示されることがありますが動作に問題はありません。