Arbor 2.2.0 をリリースしました。
新機能まとめ
Arbor Editorのデザイン変更
Arbor Editorのデザインをダークスタイルに変更しました。
グループノード追加
複数のノードをグループにまとめられる機能を追加しました。
各種ノードごとのコメント追加
ノードに対してコメントを記入できる機能を追加しました。
CalculatorにおけるComponentの受け渡し強化
StateやCalculatorでのComponentの受け渡しを行いやすくする機能を追加しました。
- クラスを指定してGetComponentを行うCalculatorを追加
- 特定のクラスのみ受け付けられるFlexibleComponentクラスとSlotType属性を追加
更新内容
- Arbor Editor
- Add : グループノード追加。
- Add : 各種ノードごとのコメント追加。
- Add : ノードの切り取りに対応。
- Add : ノードのコンテキストメニューにノードの切り取り、コピー、複製、削除の項目追加。
- Add : StateLinkボタンにTransition Timingアイコン表示。
- Add : ArborFSMインスペクタのCopy Componentで内部コンポーネント含めてコピーできるように対応。
- Change : Editorのデザイン変更。
- Change : ステートの名前入力欄をダブルクリックで表示するように変更。
- Change : ステートリストを種類順(開始ステート -> 通常ステート -> 常駐ステート)にソートするように変更。
- Change : StateLinkSettingWindowのImmediate TransitionをTransition Timingに変更。
- Change : OutputSlotComponentに型指定を追加。
- Change : FlexibleStringのConstant時の表示をTextAreaに変更。
- Change : ドラッグでのスクロール中は一定時間間隔でスクロールされるように対応。
- Change : ドラッグでのスクロール中の最大移動量を調整。
- Fix : ノードをドラッグ中にスクロールするとノードの位置がずれるのを修正
- Fix : CalculatorBranchの線が長い場合に頂点数エラーが出るのを修正
- Fix : StateLinkSettingWindowを画面端で表示すると縦に余白が表示されるのを修正。
- Fix : StateLinkを同じステートに接続し直した時にラインが非表示になってしまうのを修正。
- Fix : 実行中にArborFSMオブジェクトのPrefabにApplyした際にStateBehaviourがインスペクタに表示されてしまうのを修正。
- Fix : 実行中にArborFSMオブジェクトのPrefabにApplyした際に現在ステートのStateBehaviourが有効状態のままPrefabに保存されてしまうのを修正。
- Fix : CalculatorSlotを配列で持っているBehaviourでSizeを変更した際の接続を修正。
- Fix : ノードを削除した時に他のノードが一瞬表示されなくなるのを修正。
- Other : CalculatorBranchのドット線の表示を最適化。
- 組み込み挙動
- Add : AgentStop追加。
- Add : AgentMoveOnWaypoint追加。
- Add : AnimatorCrossFade追加。
- Add : AnimatorSetLayerWeight追加。
- Add : BackToStartState追加。
- Add : ActivateBehaviour追加。
- Add : ActivateRenderer追加。
- Add : ActivateCollider追加。
- Add : UISetSlider、UISetText、UISetToggleにChangeTimingUpdateパラメータ追加。
- Change : LookAtGameObjectにTarget transformの各座標成分を使用するかどうかのフラグ追加。
- Change : Agent系にステートを抜けるときにAgentを止めるかどうかのフラグ追加。
- Change : ドキュメントのUITextFromParameterのformatに形式指定の参考URL追加。
- Change : Componentを参照している組み込み挙動をFlexibleComponentに対応。
- Change : UISetSliderとUISetToggleのFlexibleComponent対応により、UISetSliderFromParameterとUISetToggleFromParameterをLagacyに移動。
- Fix : GlobalParameterContainerを介してParameter変更時に処理している挙動で、シーン遷移後に例外が発生してしまうのを修正(UISetTextFromParameter、SetToggleFromParameter、UISetSliderFromParameter、ParameterTransition)。
- Fix : UISetImageのリファレンスがなかったのを修正。
- 組み込みCalculator
- Add : GameObjectGetComponentCalculator追加。
- Fix : GlobalParameterContainerを介してParameter変更時に処理しているCalculatorで、シーン遷移後に例外が発生してしまうのを修正。
- コンポーネント
- Add : AgentControllerにAnimator設定用の各種パラメータ追加。
- Add : Waypointコンポーネント追加。
- Add : ParameterContainerで使用できるパラメータにComponent追加。
- Change : AgentControllerのAnimator指定をパラメータごとではなく統一するように変更。
- Script
- Add : Animatorの型ごとのパラメータ参照用クラス追加。
- Add : StateBehaviourの順でUpdate時に呼ばれるOnStateUpdateコールバック追加。
- Add : StateBehaviourの順でLateUpdate時に呼ばれるOnStateLateUpdateコールバック追加。
- Add : InputSlotUnityObject、OutputSlotUnityObject追加。
- Add : FlexibleComponent追加。
- Add : CalculatorSlotやFlexibleCompomentで型を指定できるSlotTyeAttribute追加。
- Add : ComponentParameterReference追加。
- Add : StateBehaviourとCalculatorの共通部分をまとめたNodeBehaviourクラス作成。
- Add : NodeBehaviourのシリアライズ時の処理を記述するためのinterface、INodeBehaviourSerializationCallbackReceiverを追加。
- Add : 各種Flexibleクラスにtypeとparameterプロパティ追加。
- Change : 各種ノードのIDをNode.nodeIDに統一。
- Change : ParameterクラスにToStringメソッド追加。
- Change : CalculatorBranchにupdatedTime追加。
- Change : InputSlotにisUsedとupdatedTime追加。
- Change : Transitionメソッドでの遷移タイミングの指定をTransitionTimingに変更。
- Change : CalculatorSlot.positionをNonSerializedに変更。
- Change : テンプレートにusing System.Collections.Generic;とAddComponentMenu(“”)を追加。
- Fix : EachFieldで基本クラスのフィールドを参照していなかったので修正。
価格変更について
Arbor 2.2.0リリースにともない価格を$25.00に変更いたしました。
またArbor 1.xからのアップグレードにつきましても廃止となりましたので、今後アップグレードする場合でも標準価格がかかります。
アセットストア
更新手順
Arborをアップデートする際は以下の手順に従ってください。
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- 更新前に必ずプロジェクトのバックアップを取ってください。
- 既存のシーンを開いている場合は、メニューの「File / New Scene」からシーンを新規作成しておきます。
- 既にインポートされているArborフォルダを削除。
- Arborの新バージョンをインポート。