更新内容
新機能
ノードグラフ内パラメータ
ArborFSMやBehaviourTreeに直接紐づけられるパラメータ機能が追加されました。
サイドパネルの「パラメータ」タブより作成できます。
パラメータのドラッグエリアからグラフビューへドラッグ&ドロップすることでグラフからパラメータにアクセスできます。
サブグラフへのデータ受け渡し
SubStateMachineやSubBehaviourTreeなどサブグラフ関連の挙動にグラフ内パラメータへのアクセスフィールドを追加しました。
ノードのサイズ変更
各種ノードの横幅をドラッグして変更できる機能を追加しました(BehaviourTreeのルートノードなど一部ノードを除く)
グループノード内の整列
グループノードの中にあるノードの位置やサイズが変更された際に、ノードが重ならないように自動調整する機能を追加しました。
グループノードの設定ウィンドウから「Auto Alignment」を変更して設定できます。
追加
Arbor Editor
- サイドパネルにパラメータタブ追加。
- 各種ノードのサイズ変更追加。
- グループノード内の整列機能追加。
ParameterContainer
- パラメータのアクセスノードを作成するためのドラッグエリア追加。
組み込みStateBehaviour
- GoToTransitionに遷移呼び出しをするメソッド設定を追加。
- ArborFSMを再生開始するPlayStateMachine追加。
- ArborFSMの再生停止するStopStateMachine追加。
- BehaviourTreeを再生開始するPlayBehaviourTree追加。
- BehaviourTreeの再生停止するStopBehaviourTree追加。
- SendMessageGameObject, SendMessageUpwardsGameObject, BroadcastMessageGameObject
- MethodNameフィールドをFlexibleString型に変更。
- 引数に使用できる型を追加
- Long
- Enum
- GameObject
- Vector2
- Vector3
- Quaternion
- Rect
- Bounds
- Color
- Component
- Slot
組み込みActionBehaviour
- ArborFSMを再生開始するPlayStateMachine追加。
- ArborFSMの再生停止するStopStateMachine追加。
- BehaviourTreeを再生開始するPlayBehaviourTree追加。
- BehaviourTreeの再生停止するStopBehaviourTree追加。
スクリプト
- ParameterContainerにEnum型パラメータへのアクセスメソッド追加。
改善
Arbor Editor
- StateLinkの接続線の開始位置を調整。
- エディタのパフォーマンスを改善。
- StateBehaviourなどのスクリプト選択ウィンドウの検索ワードをスクリプトの種類ごとにキャッシュするように改善。
- 実行中にデータが格納されていないデータ接続線は暗く表示するように改善。
ParameterContainer
- 各パラメータに全種のデータフィールドを持っていたのを、必要最低限のデータのみ扱うように改善。
スクリプト
- ParameterConditionの各要素に全種のデータフィールドを持っていたのを、必要最低限のデータのみ扱うように改善。
[関連する挙動]- [StateBehaviour] ParameterTransition
- [Decorator] ParameterCheck
- [Decorator] ParameterConditionalLoop
- CalculatorConditionの各要素に全種のデータフィールドを持っていたのを、必要最低限のデータのみ扱うように改善。
[関連する挙動]- [StateBehaviour] CalculatorTransition
- [Decorator] CalculatorCheck
- [Decorator] CalculatorConditionalLoop
修正
Arbor Editor
- 挙動を折りたたんだ状態でのデータの接続線の接続位置を修正。
- BehaviourTreeの各ノードの接続スロットをドラッグしてノードを作成した時のノードの作成位置を修正。
- データスロットのラベルがない場合に、ArborEditorウィンドウ以外で使用できない際のヘルプボックスが一段下に表示されていたのを修正。
- Random.SelectComponentなどで使用しているWeightListの各要素を削除するとログが出力されるのを修正。
- ライブ追跡オンの状態でプレイ開始するとNullReferenceExceptionが発生することがある問題を修正。
- FlexibleFieldの参照タイプのDataSlotがCalculatorと表示されてしまうのを修正。
- FlexibleFieldの参照タイプをDataSlotに選択し直すと接続が切れてしまうのを修正。
スクリプト
- データの入力スロットがリルートノードにのみ接続されているだけで、出力スロットとつながっていない場合にNullReferenceExceptionが発生するのを修正。
Unity対応
- Unity2018.3.0f1対応
- Unity2019.1.0a10対応
“Odin – Inspector and Serializer” 対応
- 一部PropertyDrawerが正常に動作していなかったのを対処。
注釈:
他アセットとの連携は原則動作保証外です。
この対処によって問題が発生しなくなるのを保証するものではありません。
アセットストア
更新手順
Arborをアップデートする際は以下の手順に従ってください。
- 更新前に必ずプロジェクトのバックアップを取ってください。
- 既存のシーンを開いている場合は、メニューの「File / New Scene」からシーンを新規作成しておきます。
- Arbor Editorウィンドウを開いている場合は一旦閉じておきます。
- 既にインポートされているArborフォルダを削除。
- Arborの新バージョンをインポート。