Arbor 2.1.0 リリース


Arbor 2.1.0 をリリースしました。

新機能まとめ

StateBehaviourの並び替え

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StateBehaviourをドラッグ&ドロップで並び替えや挿入に対応しました。

デバッグ機能

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Stateにブレークポイントを設定でき、Stateに入った瞬間に一時停止するように対応しました。

また、StateとStateLinkの通過回数や直前の遷移を強調、演算結果のデータ値を表示するようにも対応しました。

リファレンスサイトをリニューアル

http://arbor-docs.caitsithware.com/ja/

リニューアルに伴い組み込みCalculatorのリファレンスも追加しました。

更新内容

  • Arbor Editor
    • Add : GameObjectを選択しても切り替わらないようにロックするトグル追加。
    • Add : StateBehaviourのタイトルバーをドラッグして並び替えできるように対応。
    • Add : StateBehaviourをドラッグ&ドロップで任意の位置に挿入できるように対応。
    • Add : Stateにブレークポイントを設定できるように対応。
    • Add : 実行中にStateとStateLinkが通った回数を表示するように対応。
    • Add : 実行中に直前に通ったStateLinkを強調表示するように対応。
    • Add : 実行中にCalculaterBranchの値を表示するように対応。
    • Add : 組み込みコンポーネントのヘルプボタンからヘルプページを開く。
    • Add : 組み込みCalculatorのヘルプボタンからヘルプページを開く。
    • Add : CalculatorBranchの型によって線の色を変更。
    • Fix : ArborFSMを別のGameObjectに移動したときに入出力スロットからデータにアクセスできなくなっていたのを修正。
    • Fix : Arbor Editorのグラフ表示エリアがずれるのを修正。
    • Fix : ステートリストから選択する場合など、選択したステートまで自動的にスクロールした時にArbor Editorのグラフ表示が滲むのを修正。
    • Add : ArborEditorウィンドウにアイコン追加
  • 組み込み挙動
    • Change : FindGameObject、FindWithTagGameObjectで見つけたGameObjectを演算ノードへ出力するように対応。
    • Add : RandomTransition追加。
    • Change : TimeTransitionにTimeTypeの指定を追加。
    • Fix : Flexibleなコンポーネントの参照でのキャッシュ処理を修正。
    • Fix : 配列にStateLinkがあるBehaviourでエディタ上で配列のサイズを減らすとエラーが出るのを修正。
  • Script
    • Change : OnStateTriggerをStateBehaviourの仮想関数に変更。
    • Fix : AgentController.FollowとEscapeにnullが渡されたときにエラーが出ないように修正。
  • その他

アセットストア

更新手順

Arborをアップデートする際は以下の手順に従ってください。

    1. 更新前に必ずプロジェクトのバックアップを取ってください。
    2. 既存のシーンを開いている場合は、メニューの「File / New Scene」からシーンを新規作成しておきます。
    3. 既にインポートされているArborフォルダを削除。
    4. Arborの新バージョンをインポート。